公開: 2023年3月9日
更新: 2023年4月7日
文鮮明氏は、大日本帝国が朝鮮半島を植民地化し、長期に渡って朝鮮半島の人々を支配して、日本人化しようと企てていたことを批判していました。この国際的にも許されない占領支配の罪を犯した日本と日本人は、戦後の世界の中で、「韓国の経済発展を支えなければならない」と主張しました。これは、現在の韓国社会でも、多くの人々が同意している論点と言えるでしょう。
旧統一教会に入信した日本人信者が、しばしば、教団に対して多額の寄付を求められるのも、ここに根源的な原因があります。教団は、そのようにして日本人信者達から集めた寄附を、教団維持のための財源にしたり、韓国にある教団本部に送金していたようです。文部科学省が、この教団を宗教法人として認定したことは、この寄付集めを容易にした同時に、布教を行うために、国家として日本政府が宗教団体を認定していると、人々を信じさせる原因になりました。